From Liverpool to Aintree Racecourse


 LiverpoolからAintree競馬場までは鉄道を使います。Liverpool Central駅からAintree駅まで往復(Return)で約4ポンド。切符は自販機でも買えますが、なんと1台しかないポンコツ仕様なので注意しましょう。売店のお姉さんに話しければ買えます。ご丁寧にAintree行きの電車が発着するプラットフォームは案内が出ています。乗車時間はだいたい15分ほど。

 乗客のほとんどがAintree競馬場行きなので、ぼんやりしていても問題ありません。Aintree駅からは人の流れについて行けば競馬場につきます。所要時間5分ほど。なお競馬場への道中には難病治療への寄付を募る集団とかがたくさんいます。お子様やお姉さんが頑張って声を張り上げています。どうせ日本に帰っても使わないので、小銭くらいは入れてあげてもいいかなって気分。Grand National当日はそれ以外の日とは打って変わって、動物愛護団体も出張っています。National Fenceを使うレースは毎日あるのに、なぜかGrand National当日しかいない不思議。いったいなにを守っているんだあいつら。入り口にはダフ屋もいますが、チケットは早期割引があるので、事前に購入しておくことをお勧めします。8月辺りにチケットの発売が開始されますが、いい席は一瞬で売り切れていました。

 競馬場入り口では係員がチケットをチェックしています。入場券を用意しておきましょう。場外の荷物預り所に行くために一旦場外へ出るときは、一度係員に言って外に出る必要があります。中の人はこれを忘れて外に出て、再入場するときにチケットを見せたら機械がエラーを吐いたため、係員と押し問答をする羽目になりました。また、入り口では手荷物検査があり、食べ物や"Professional Camera"は持ち込めません。そういえばCheltenhamで見たような謎の花を配っているおばはんは見なかったような。

 なお、帰りも例によって電車となります。当然大混雑な上に散々ビールを飲んだ酔っ払いが大騒ぎしているのでマナーは最悪ですが、駅までの道は広いため、比較的移動は容易です。交通整理係がなかなかいい仕事しています。また、電車も日本の通勤電車ほど限界まで詰め込むわけではなく、電車も15分くらい頑張ればLiverpool Central駅に着くので、予想よりはイージーモードかもしれません。なお、ハイヒールを履いてきたおばさん用にサンダルも配っています。電車内ではふらふらになったおばはんのハイヒール攻撃に注意してください。ただでさえカロリー豊かな食事で体重が半端ない上に、残りの体力がそろそろ怪しくなっているので、重みのある一撃が来ます。

 

注. カメラの持ち込みについて

 日本の競馬場では高価なカメラを持って写真撮影をしている競馬ファンが大勢いますが、どうやらAintree競馬場において"Professional Camera"は持ち込めないようです。"Professional Camera"の定義はレンズとカメラ本体が取り外し可能なもの。要するに、一眼レフやミラーレスはダメですね。どうもこの辺りのルールに関して、係員も意識統一がされていないらしく、入り口の荷物チェックで何も言われなかった1日目と2日目は楽しく写真撮影ができたのですが(場中の係員には何も言われませんでした)、3日目は入り口の荷物チェックで引っかかり、泣く泣くカメラを入り口で預けることに。ちなみにコンパクトデジタルカメラやスマートフォンの持ち込みは可能です。

 "Professional Camera"に関しては、観客の肖像権と商業利用の問題とのこと。この日のために着飾って来るが多いイギリスの競馬場らしいルールですね。この辺りのルールはわりとゆるゆるなのですが、最近イギリスの競馬場はセキュリティの問題で警備に気を遣っているので気を付けてください。ちなみに、Aintree競馬場に関しては、事前に許諾を得ておくことで"Professional Camera"の持ち込みは可能とのことです。写真撮影をしたい場合は事前に公式に問い合わせてください。